数あるデザインの中から今回は見た目が美しくゲームとしてもおもしろい、
「花札」に焦点を合わせてみたいと思います。

花札(はなふだ)は、日本の伝統的カードゲームの一種であり「花かるた」とも呼ばれた。
今では一般に花札といえば八八花のことで、
一組48枚に、12か月折々の花が4枚ずつに書き込まれている。
出典:ja.wikipedia.org

近年、玩具メーカーからキャラクターとのタイアップなど
オリジナリティある花札が多数発売されていますが、
ベースとなるデザインは昔から変わりません。
では、花札のデザインはいつデザインされたものなのでしょうか?

花札のはじまりとは?


いまから450年以上前、安土桃山時代に伝わった「かるた」に
日本の花鳥風月を織りまぜて作られたものがはじまりです。
時代とともにそのスタイルは変わっていき、
江戸時代中期には現在の花札の原形ができたといわれています。
やがて「かるた」は賭事に使われるようになり、幕府によって禁止されましたが、
禁制が出ては新しくアレンジされた「かるた」が作られるようになります。
数字を記してしまうと賭博用だとバレてしまうため、
数字を花に見立て教育用として使われていた
和歌の「かるた」をモチーフにしたものが「花札」のはじまりです。

花札はいつからこのデザイン?

花札のデザインは長い歴史の中でルールと共に変化していき、
さらに和歌のモチーフに合わせて、少しずつ現在の原型に近づいて行きました。
そのため現在市販されている花札でも、メーカーにより違いがあり、
各地独特の絵柄のものも販売されています。

琉球花札

宮古島出身の仲間隆博さんと上地さんの 「アートユニット・カニメガ」制作の花札です。
出典:http://storetool.jp/3702018861/ITMP/0051.html

 

 

 

越後花(大石天狗堂)

新潟県地方で遊ばれていた花札。古歌が描かれているのと、銀色の網が特徴。
出典:http://www.asahi-net.or.jp/~rp9h-tkhs/dg_etigo.htm

 

 

 

株札(かぶふだ)

江戸時代、株仲間の成員に下付された木札
出典:ja.wikipedia.org

 

 

 

 

まとめ

結局、花札はどのようにして、
誰によってデザインされたものかは定かではありません。
また、長い間禁止されていたので、
詳細もほとんど残っていません。
しかし何百年経ったいまでも、
その美しいデザインは多くの人々を魅了し続けています。
デザイナーであれば、花札のように時代を超えても色あせないデザインを
一度は作ってみたいものです。

 

 

 

 

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